ファイルを転送する
転送はすべて、あなたのブラウザーとあなた自身のコンピューターのあいだを、64 KB ずつ、両端で 暗号化されて流れます。サーバーはその断片を中継するだけで、読むことはできず、一片も保存しません。
自分のコンピューターへファイルを送る
アップロードを使うか、デスクトップからファイルを一覧にドラッグします。どちらの道筋も行き先は 同じ、いま見ているフォルダーです。
- ファイル 1 つはそのまま流れます。エージェントが先に受け側のファイルを作って応答を返し、 それからブラウザーが送り始めます——つまり転送はきちんと始まるか、すぐ失敗するかのどちらかです。
- フォルダー、または複数ファイルをまとめて送る場合は、ブラウザーの中で ZIP にまとめて 1 回の転送として送ります。エージェントは到着後に展開し、書庫を削除します。フォルダー構造は 保たれますが、選択に含まれる空のフォルダーは残りません。
名前がぶつかったときの扱いは 2 つの経路で違い、フォルダーをドラッグする前に知っておく価値が あります。ファイル 1 つなら上書きせず連番の付いた名前になりますが、ZIP は届け先へ展開 され、同じ名前のファイルを上書きします。
ブラウザーへファイルを取り出す
ファイルを 1 つ選んでダウンロードまたは Enter を押します。ファイルはブラウザーへ流れ込み、 そこで組み立てられ、あとは通常どおりブラウザーが保存します。
いったんメモリー上で組み立てるため、数 GB のダウンロードにはブラウザー側にそれだけの余裕が要り ます。これが Web アプリの実質的な上限で、スマートフォンではデスクトップより低くなります。
リモートのマシンからフォルダーごとダウンロードする機能はありません。必要なファイルを選んで ください。
転送を止めうる上限
| 上限 | どこにあるか | 何が見えるか |
|---|---|---|
| プランのファイルサイズ上限 | サーバー、アップロードのたびに | File size limit exceeded (max N MB for your plan) |
MaxDownloadMb | エージェント、既定 2048 MB、0 で無制限 | ダウンロードを自分のマシンが拒否する |
TransferSpeedLimitKbps | エージェント、既定 0(上限なし) | 回線が許すより遅い転送になる |
ChunkSizeKb | エージェント、既定 64 | 表からは見えない。スループットの調整用 |
エージェント側の設定はあなたのもので、変更できます—— エージェントを手動で設定するを参照してください。プランの 上限はそうではなく、プランと使用量で説明しています。
ブラウザーは開始前にプランの上限を確認するので、大きすぎるファイルは 10 分送ったあとではなく最初に 断られます。サーバーはバイトが流れているあいだにもう一度確認します。クライアント側だけの確認は 誰も守らないからです。
転送が途中で止まったら
- 転送中にデバイスがオフラインになった。 書きかけのファイルが、書き込み中だった名前のまま リモートのマシンに残ります。削除してやり直してください。
- アップロードを押しても何も起きない。 エージェントの応答を 30 秒待って、ブラウザーは 諦めます。たいていはエージェントが実際には動いていない場合です—— デバイスがオフラインと表示されるを順に 確認してください。
- タブを閉じた。 転送は止まります。どちら向きにも再開の仕組みはありません。
転送が遅く感じられる理由
経路はブラウザー → 中継 → あなたのコンピューターなので、いちばん遅い区間が全体を決めます。多くの 場合それはエージェントがつながっている回線の上り速度で、家庭回線では下りの何分の一かしか ありません。自宅のマシンへの大きな転送が遅いのは、自宅からメールの添付を送るのが遅いのと同じ 理由です。
エージェントのマシンに TransferSpeedLimitKbps が設定されていれば、その上限がさらに重なります。
サーバーに残るもの
何も残りません。中継は暗号化された断片を転送するだけで控えを持ちません——だからこそ転送履歴も 「途中から再開」もないのです。恒久的な複製は、あなた自身のマシンと、ブラウザーが保存した場所に だけあります。
2026-08-06 に更新